このステップでは、「何から始めればよいの?」というお客様の疑問にお答えします。
まずはどの活用フェーズが当てはまるかを確認し、注力すべき KPI を明確にしたうえでマーケティング施策を進めていきましょう。
01どのフェーズからはじめればいいの?
シャノンでは、はじめからすべての工程を完璧な状態にするのではなく、以下(図1)のようにまずは保有 リード数 を増やす・安定的に獲得し続ける状態を目指すことを推奨しています。
図1.マーケティングで成功するための3つの活用フェーズ |
例えば保有リード数が1,000件の場合、1,000人全員にメールを送ったとしてもメール内のURLをクリックしてくれる人は20~30名です。(一般的なメルマガで、メールの開封率は20~30%程度、メール内のURLをクリックするのは3%程度と言われています)
その20~30人の中でコンテンツに反応してアクションを取ってくれるリードはもっと少なくなりますし、リード保有数が少なければ、獲得後の育成や質の向上のフェーズに移れるリードの数も更に少なくなります。
だからこそ、リード保有数を増やすことは重要なのです。
必要なコンテンツを用意した上で広告を展開し、自社でアプローチできるリード数を増やすことを最優先の目的に設定しましょう。
十分なリード数の確保が出来てから効果的なリードの育成・リードの質向上を目標にマーケティング活動を行うことをおすすめします。
02お客様はどの活用フェーズ?
リード獲得・集客に課題がある方
- メールマーケティングをしていない
- SEO (検索エンジン最適化)対策を行っていない
- GA ・トラッキングによるユーザの行動分析をしていない
- 資料ダウンロードフォーム・お問い合わせフォーム・ ウェビナー (セミナー)による集客をしていない
- 保有リード数が、10,000件に達していない
- 毎年の新規獲得リード数が、1,000件に達していない
リード育成に課題がある方
- 自社サイト・ オウンドメディア のサイト改善PDCAを回せていない
- セミナー・ウェビナーを利用し、保持リードに対する販促活動をしていない
- 保有リードをセグメント分解していない。購買ピラミッドを利用したセグメント分析をしていない
- 保有リードのセグメントに対してアクションを明確にできていない
- アポイントが商談に繋がらない
商談送客品質に課題がある方
03リード獲得・集客に課題がある方におすすめ
このフェーズでは、保有リード数が少ないうちは営業部への送客数を増やすことに注力しましょう。
図2.のように、自社サイトへの流入を増やし、自社でアプローチできるリード数を増やすことが目標となります。
リード数を増加させるポイントの工程は「認知・拡大」「リード獲得」の二点です。
リスティング広告 ・ ディスプレイ広告 ・ SEO ・ オウンドメディア といった デジタルマーケティング 施策を使い自社の製品やサービスの認知を広め、自社サイトに訪れた顧客を逃さずに自社のリードにすることが重要です。
まずSMP上で顧客に対して、ウェビナー申込ページや資料ダウンロードフォームを公開できる状態を作り、広告やSEOなどを使い、保有リード数を増やすことを目指してください。
図2.リードの獲得強化フェーズの運用の流れ |
04リード育成に課題がある方におすすめ
このフェーズでは、保有リードからホットリードを創出し受注数を増やすことに注力しましょう。そのために、図3のように、リードを三つのセグメントに分解し、リード育成することを推奨しています。
「興味・関心」「比較・検討」「 ホットリード」 と三つのセグメント分解を行うことで、段階的にリードが成長できるような育成シナリオの設計及び、SMPでの運用を行うことで。保有リードからホットリードを創出し、受注数の増加を目指してください。
図4.リードの育成強化フェーズの運用の流れ |