STEP02の記事では、新規リードを獲得するための方法をご紹介します。
また、獲得したリードをSMPへ登録する方法(ハウスリストや名刺情報の登録)もこの記事で確認することができます。
SMPを利用したリード獲得方法を理解して、マーケティング施策を成功させるための一歩を踏み出しましょう。
01SMPを利用した運用の流れを理解する
1.1 業務の流れを理解する
デジタルマーケティング施策を開始する前に、下記図のような自社の関係者がSMPを利用できること、新規リードをSMPで獲得できること、自社の既存リードをSMPで管理できること、リードの行動履歴を分析すること、集めたリード情報をもとに営業活動につなげること、この5つを必ず行う必要があります。
重要なことは、マーケティング施策の効果を最大限発揮するために、お客様が保有するリードをSMPで獲得・管理・分析できる状態にし、営業活動に繋げることです。
それでは、1つ1つ実施内容を確認してみましょう。
図1.初期設定に必要な5つのこと |
02システムの初期設定を行う
2.1 管理者追加、権限設定、システム設定
この工程では、マーケティング活動を一緒に行う関係者のアカウントをSMPに管理者登録し、協力して施策を行える状態にを目指します。
重要なことは、役割や責任に応じて、管理者ごとに「見ることができるデータの範囲」「実行可能なアクション」に制限をかけることです。管理者全員がすべてのデータを閲覧・編集・削除が可能な状態で利用開始すると、誤った操作によるデータの削除や上書きリスクが常に伴います。
管理者ごとに見られるデータと実行可能なアクションに制限をかけることで、リスクの対策を行いましょう。
図2.各管理者の権限付与例 |
2.2 自動マージの設定
シャノンでは、SMPの利用開始前に保有リード情報をSMPへ集約し、リードの行動履歴やマーケティング活動履歴を一元管理することを推奨しています。
SMP以外に複数のリード管理ツールをばらばらに利用したまま顧客を管理していると、情報が分散してしまいます。
すると、正しい分析を行うことができず、正しい意思決定や正しいマーケティング施策を行うことができません。
自動マージ機能は、面倒で手間のかかるデータの整理をSMPに自動で実行させる機能の1つで、別々に管理しているリード情報や行動履歴を統合させることが可能です。
図の下のボタンから、自動マージについて詳細を確認してみましょう。
図3.自動マージ機能を利用したデータ管理の例 |
03流入経路を準備する
3.1 資料DLフォーム作成
どの顧客が自社のどういった製品・サービスに興味があるか把握できていますか?
顧客にとって役立つ情報や、自社製品の特性など、必要情報を効率的に提供できていますか?
リードを獲得する・リードの購買意欲を刺激するための施策として有効なものに、資料ダウンロード施策があります。
資料ダウンロードフォーム施策を実施し、新規リードの獲得やリード(見込み顧客)の育成を自動化し、より効率的な営業活動を行うための仕組みを構築していきましょう。
図の下のボタンから、資料ダウンロード施策について詳細を確認してみましょう。
図4.SMPを利用した資料ダウンロードフォームの開設例 |
04ハウスリストを登録する
4.1 名刺データのインポート、リードの一括登録
名刺やセミナーなどで獲得した顧客データを一括登録して、集約管理できる状態にし、リードの行動履歴やマーケティング活動履歴を一元管理できるようにします。また、一元管理を行うことで、管理コストを抑え、効率的かつ効果的なマーケティング施策を行える状態にする必要があります。
図の下のボタンから、リードの登録方法について詳細を確認してみましょう。
図5.既存顧客リストをSMPに取り込むイメージ |
05リードの行動履歴を取得する
5.1 SMPトラッキング、GAの設定
自社サイトに訪問してくれたユーザーや獲得したリードが、どういったページ・コンテンツに興味を持ってくれたか、把握できていますか?
質の良いWEBページ・コンテンツを作成しても、ユーザーやリードの行動(傾向)から課題を把握し改善を行わないと効果的なマーケティングを実施する事はできません。
結果、リード獲得が思うようにできなかったり、見込みの高いリードを逃す事になります。
このような課題を解決するために、
- SMPに登録されたリードの行動履歴を取得(トラッキング機能)
- Webサイト、特定ページに訪問したユーザを取得(GoogleAnalytics)
するための設定方法をご紹介します。
図の下のボタンから、SMPのトラッキングやGAについて詳細を確認してみましょう。
図6.トラッキング機能を利用したユーザの行動履歴分析のメリット |
06まとめ
この記事では、SMPを活用した新規リードの獲得方法をご紹介しました。
SMPでリードを獲得する方法は複数存在しますが、運用するためには事前の設定が必要となります。
初期設定時に必要な設定を実施し、新規リードの獲得に向けて準備を整えていきましょう。
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