2023年1月21日(土)より、SMPに新たに[送信ドメイン]という設定が加わります。
このFAQでは、[送信ドメイン]が追加された経緯やどういったことができるのかをご紹介します。
目次
01設定画面の[送信ドメイン]機能とは
設定を行ったDKIM(作成者署名)と、該当の送信元ドメインを紐づけるための機能です。
また、紐づけのみではなくSPF/DKIMの設定検証を行う事が[送信ドメイン]の画面上で可能となります。
[送信ドメイン]機能で設定を行うことで、テンプレート編集画面で選択したドメインに応じて送信者Emailアドレスに自動的にメールアドレスのドメイン部分が反映されます。
1.1 [送信ドメイン機能]が追加された経緯
いままでSMPでは、迷惑メール対策で行うDKIM(作成者署名)と送信者e-mailアドレスの送信ドメインの設定をテンプレート編集画面で行っていました。
しかし、メールテンプレート編集画面でおこなった場合、送信ドメインに設定したDKIMと異なるものを紐づけてしまうなど人為的にミスが発生することがありました。
異なったDKIMと紐づけてしまうと、迷惑メール対策としての効果が発生しないため、人為的ミスを防ぐためにDKIMを送信ドメインに紐づける機能を追加しました。
02[送信ドメイン]機能でできること
送信ドメイン機能では、主に以下の四つのことが可能です。
2.1 DKIMと送信ドメインの紐づけ
SMPに登録したDKIMを正常に機能させるために、[送信ドメイン]画面で、該当の送信ドメインとDKIMを紐づけることができます。
全キャンペーン(青色の画面)>メール[送信ドメイン]
図1.[送信ドメイン]設定画面 |
設定項目は下記表のとおりです。
項目名 | 詳細 |
---|---|
設定名 | 任意の名前 |
ドメイン |
送信元として使用するメールアドレスの@以下部分 例)送信元アドレス:sample@shanon.com |
DKIM | 使用するDKIM ※DKIMとして初期設定としてshanon-services.com署名(旧来のsmktg署名)も含まれています。第三者署名として使用できます。 |
2.2 SPF/DKIM設定後、正常に機能するか検証
SMPに登録されたSPF/DKIMの設定が正常に機能するかを、管理画面上で確認することができます。
検証結果が[エラー]となった場合は、エラーメッセージが表示されます。
赤文字で表示されている内容に沿って
SPF/DKIMの設定を修正することでエラーを解消させることができます。
全キャンペーン(青色の画面)>メール[送信ドメイン]
図2.設定検証画面 |
2.3 登録したドメインを[メールテンプレート]で使用
SMPに登録されたSPF/DKIM設定を[メールテンプレート]に設定することができます。
[メールテンプレート]に[送信ドメイン]を設定することで、メールの不達率減少が期待できます。
登録したSPF/DKIM設定(送信ドメイン)は[利用する/利用しない]から選択することができ、
※[利用しない]を選択した場合は、従来通りの設定方法で、送信ドメインの設定を行うことができます。
図3.メールテンプレート編集画面 |
また、[送信者E-mailアドレス]に対してSPF/DKIM設定が正常に機能していない場合、
エラーメッセージが表示されます。詳細に関しては、下記コンテンツをご参照ください。
2.4 登録したドメインを[自動送信メール]で使用
SMPに登録されたSPF/DKIM設定を[自動送信メール]に対しても設定することができます。
[自動送信メール]に[送信ドメイン]を設定することで、メールの不達率減少が期待できます。
また、[送信者E-mailアドレス]に対してSPF/DKIM設定が正常に機能していない場合、
エラーメッセージが表示されます。
詳細に関しては、下記コンテンツをご参照ください。
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