シナリオの適用状況の確認シナリオの稼働開始後に、そのシナリオが適用されているリードの数や、分岐を伴うシナリオでの経路別通過数などを確認することができます。これらの集計値は、シナリオの稼働状態のモニタリングのほか、効果測定やその後の改善に役立ちます。シナリオ一覧画面からの確認シナリオエディタからの確認シナリオ一覧画面からの確認シナリオ単位の集計値を確認するシナリオ一覧画面では、以下の4つの集計値を確認することができます。適用開始これまでに、このシナリオを適用開始した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードに2回適用した場合は「2」としてカウントされます。但し、繰り返し適用不可のシナリオでは、1人のリードに1回しか適用できないため、ユニークなリード数とほぼ等しくなります。適用中現在、このシナリオを適用中のリード数です。シナリオの始点から終点までの区間上に存在しているリードを、すべて集計したものです。適用を中止したリードは含みません。適用完了これまでに、シナリオの終点に到達した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードが2回終点に到達した場合は「2」としてカウントされます。適用を中止したリードは含みません。適用中止(デフォルトでは非表示)これまでに、このシナリオを途中で適用中止した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードに2回適用中止した場合は「2」としてカウントされます。補足・適用完了後に対象リードが削除された場合や、マージ対象となった場合、集計値は変わりません。・シナリオ適用中のリードが削除されたり、マージ対象となった場合は、シナリオの適用が中止されます。このため、「適用中」の集計値が減少し、「適用中止」の集計値が増加します。・実際のシナリオ適用状況が集計値に反映されるまでには、時間差が生じます。・上記の4項目の関係は、以下の式で表現されます。 適用開始=適用中+適用完了+適用中止対象リード一覧を確認するシナリオ一覧画面では、上記の各集計値がリンクになっています。このリンクをクリックすると、Webブラウザの新しいタブでリード一覧画面が開き、対象となるリードが一覧表示されます。これを利用すると、どのリードにシナリオが適用されたのか、簡単に把握することができます。注意各集計値と、リード一覧画面のの件数は、一致しないことがあります。これは、シナリオ側の集計値が「回数」を基準にしているのに対し、リード一覧画面は「リード数」を基準としているためです。また、対象リードが削除された場合や、マージ対象となった場合も、件数が一致しなくなります。シナリオエディタからの確認ステップ別の集計値を確認するシナリオエディタでは、ステップ別の集計値を確認することができます。グラフエリアで確認したいステップを選択すると、フォームエリアの上部に集計値が表示されます。確認できるのは、以下の2つの集計値です。待機現在、このステップで待機中のリード数です。トリガーステップでは、評価中のリード数となります。このステップでシナリオの適用を中止したリードは含みません。通過これまでに、リードがこのステップを通過した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードが2回通過した場合は「2」としてカウントされます。トリガーとフィルタでは、分岐先ごとに通過(Yes)と通過(No)の集計値が表示されます。トリガーで評価期間の指定方式を「固定」に設定した場合、通過数には「評価対象となるリード行動を検知し、評価期間の終了を待っているリード」の数を含みます。対象リード一覧を確認するシナリオエディタでも、上記の各集計値がリンクになっています。このリンクをクリックすると、Webブラウザの新しいタブでリード一覧画面が開き、対象となるリードが一覧表示されます。ステップ別の集計値をグラフエリアに重ねて表示するシナリオエディタでは、ステップ別の集計値をグラフエリアに重ねて表示することもできます。以下の3つの表示モードがあり、グラフエリア右上のボタンで切り替えることができます。待機各ステップの待機数をグラフエリアに表示します。アイコン内の数字は、そのステップで待機中のリード数です。シナリオ稼働状態のモニタリングに適しています。通過各ステップの通過数と、Yes/Noの分岐比率をグラフエリアに表示します。シナリオ一覧画面で「詳細」リンクを押したときは、このモードが選択された状態になります。シナリオ適用結果の観察に適しています。非表示各ステップの集計値をグラフエリアに表示しないモードです。シナリオ一覧画面で「新規登録」ボタン、および「編集」リンクを押したときは、このモードが選択された状態になります。注意・分岐比率は、小数点以下の処理の都合上、Yes側とNo側を合算しても100%ちょうどにならない場合があります。・追加した直後で未保存のステップは、集計値が表示されず、空欄となります。・トリガーで評価期間の指定方式を「固定」に設定した場合、「評価対象となるリード行動を検知し、評価期間の終了を待っている」状態のリードが生じます。この状態のリードは、各ステップの通過数に含まれますが、次のステップにはまだ進んでいません。検索結果
シナリオを適用開始・中止する
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https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter005/