ここでは、トラッキング起点のステップメールの送信設定方法と設定の注意点の説明をします。
目次
1.トラッキング起点のステップメールについて
全キャンペーン(セミナー)管理モードのステップメールは、「トラッキング取得」が起因でメールが送信されます。
設定したトラッキングURLを取得、かつ、設定した検索条件に当てはまるリード(申込者)にメールが送信されます。
図1:トラッキング起点ステップメール配信設定画面 |
2.トラッキング起点のステップメールの設定方法
2.1 「送信対象者の検索条件」を作成する
ステップメールの送信対象者を絞り込む検索条件を作成します。
以下のマニュアルをご参考にして検索条件を作成します。
※「送信対象者の検索条件」は「検索条件を保存(全ユーザ使用可)」で保存された検索条件のみが利用できます。
2.2 メールテンプレートを作成する
ステップメールで送信するメールテンプレートを作成します。
以下のマニュアルをご参考にしてメールテンプレートを作成します。
2.3 ステップメールを登録する
上記、手順2.1 、2.2で設定した検索条件、メールテンプレートを使用してステップメールを登録します。
- 全キャンペーン(セミナー)モードの[メール]タブをクリックします。
- サイドメニュー[ステップメール]をクリックします。
ステップメール設定画面が表示されます。 - ステップメール設定画面右上の[新規登録]ボタンをクリックします。
- [送信対象者の検索条件]部分を上記手順1で作成した検索条件を選択します。
- [DM許可]は「希望する」にチェックします。
- [送信済の人も含めて送信する]項目の設定は、注意が必要です。
※詳細は「補足」を確認してください。 - [メールテンプレート]に手順2で作成したメールテンプレートを選択して[次へ]をクリックします。
- [クリックカウント]を設定する場合はチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
- ステップメール設定画面が表示で配信設定を行います。
設定画面で設定する内容は、以下になります。
項目 内容 起点 [トラッキング取得日時]:リード(申込者)にWebトラッキング情報が登録された日時になります。 トラッキングURL リード(申込者)にWebトラッキング情報が登録される際にアクセスするページURLを記載します。 送信タイミング [即時]は起点と同日同時刻にメールが送信されます。
[時刻指定]は日数入力欄に1日後から365日後までを指定することができます。
[待機して実行]は起点から指定した日時を待機した後にメールが送信されます。 - [登録]をクリックします。
- ステップメールの登録が完了し、ステップメール一覧画面に遷移します。
- 追加されたステップメール設定を確認し、送信状況が「配信中」になっていることを確認します。
※ステップメールの送信を直ちに開始しない場合は、上記「配信中」のリンクをクリックして「配信停止中」にして下さい。
※ステップメール配信開始前にテストリードを登録して設定通りにステップメールが送信されるか確認して下さい。
図2:「トラッキング起点ステップメール」設定手順 |
補足
トラッキング起点のステップメールを設定後のメール送信の動きについて以下の例を元に説明します。
(ステップメール送信例)
12/1に以下の2つのステップメールを設定し、配信中となっている状態を例にあげます。
ステップメールA(「送信済の人も含めて送信する:する」と設定をしている場合)
ステップメールB(「送信済の人も含めて送信する:しない」と設定している場合)
図3:「トラッキング起点ステップメール」送信タイミング |
・トラッキングがアノニマス状態では、ステップメールA・B共に送信されません。(※①)
・リードAがキャンペーンを申込することで、トラッキングコンバージョン状態になります。(※②)
・トラッキングコンバージョン状態で、リードAが「トラッキングURL」へアクセスした場合、トラッキング起点のステップメールの実行条件が満たされます。(※③)
※ただし、実行条件が満たされた場合でも「ステップメールA」と「ステップメールB」では、リードA宛にメールされる回数が異なります。
・ステップメールAの場合・・・(※④)
12/11、12/16、12/21全て起点で同じメールテンプレートがリードAに送信されます。
・ステップメールBの場合・・・(※⑤)
初回の12/11起点のみメールが送信され、12/16、12/21起点では、メールの送信がされません。
3.注意点
1.ステップメール設定時の[トラッキングURL]の設定方法によっては、意図せぬメールが送信される場合があります。
[トラッキングURL]を設定したURL条件で「で始まる」を利用した場合、送信対象となるアクセスページが複数となりメール送信が増加してメール受信拒否に繋がる可能性があります。
回避策は、以下の2点となります。
・設定したURL条件で「と一致する」を使用して送信対象となるアクセスページを限定する
・ステップメールの設定で「送信済の人も含めて送信する」を「しない」に設定します。
2.ステップメールで指定するページ([トラッキングURL])はトラッキングが取得できる状態である必要があります。
送信対象リードにトラッキングが同期されていない場合、トラッキング起点のステップメールは送信されません。
以下のマニュアル、FAQにトラッキングの設定、検証方法の説明がありますのでご確認下さい。
4.ステップメールが送信されない原因及び対処方法
ステップメール設定後に運用を開始してもステップメールが送信されない、意図したタイミングで送信されない場合、以下のFAQを参考にして下さい。
5.関連マニュアル・関連FAQ