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  • 動画機能の同時視聴可能数や、視聴履歴の保存可能数について説明します。

    1.同時視聴可能数

    項目

    推奨値

    制限値

    完全同時視聴可能数

    3,000

    20,000

    時間毎の制限

    -

    最大秒間3000リクエスト

    一日毎の制限

    -

    一日最大5,000,000リクエスト

    ※完全同時視聴可能数は同時視聴できるマシンの台数を指しています。
    ※リクエストとは、HTTPリクエストを指しています。

    2.動画視聴履歴の保存可能数

    項目

    推奨値

    制限値

    リードと関連付けられた動画履歴の保存数


    -


    6,000,000
    ※トラッキングアクセスログと合計した最大保存数となります。

    匿名ユーザーの動画視聴履歴の保存数

    制限なし

    制限なし

     

    注意点

    パフォーマンス推奨値について

    • 推奨値を超過した場合、直ちにサービスがご利用できなくなるものではございません。また、弊社より利用停止を実施することはございません。
    • 推奨値はシステムの応答パフォーマンスを保証するものではないことご了承ください。お客様の利用状況によって応答パフォーマンスは異なります。
    • お客様ご利用ドメインにおいて推奨値を超過したことにより全ドメインのパフォーマンスに影響がある場合は、運用方法の変更をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。

    制限値について

    • 制限値の超過はできません。
    • 制限値を超過した場合は、動作保証の対象外となります。

    3.関連マニュアル

    動画機能の同時視聴可能数、視聴履歴の保存可能数について知りたい

  • この記事ではマーケテイング活動促進を目的とした動画視聴履歴機能の概要と活用方法についてご紹介します。

     

     

    1.動画視聴履歴機能とは

    SMPに登録されているリードまたはアノニマスユーザのWebサイト上の動画視聴履歴が把握できる機能です。
    動画配信サービスにアップロードされた動画情報をSMPに登録し、動画プレーヤータグを各Webページに設置することで、動画の視聴履歴をSMPで閲覧することができます。本機能の活用いただくことで、『動画の視聴履歴に基づくマーケティング施策』の実現が可能です。

     

    2.事前準備

    動画視聴機能を利用するには、事前に配信プラットフォームに動画をアップロードする必要があります。
    本機能でサポートしている配信プラットフォームは以下の通りです。

    • YouTube
    • Vimeo
    • J-Stream Equipmedia
    • V-CUBE セミナー

     

    動画のアップロード方法については、各配信プラットフォームのドキュメントまたはサポートサイトを参照ください。

     

    3.利用シーン、活用事例

    3-1.利用シーン

    本機能の利用シーンは、主に、プライベートカンファレンス、ウェビナー、販促・認知セミナーなどがあげられます。

     

    3-2.活用事例

    ここでは、「1.動画視聴履歴機能とは」でご説明した『動画の視聴履歴にもどづくマーケティング施策』という観点から
    2つの活用例をご紹介します。

    活用例1:既存顧客の中からホットリードを抽出したい

    作成した動画を既存リードに案内し、SMPで動画の視聴履歴を分析・確認します。
    確認した視聴履歴をもとに既存顧客の中からさらに興味・関心の高い見込み客を抽出しアプローチできます。

     

    活用例2:休眠状態リードの掘り起こし

    過去、資料請求はあったものの、その後の応答がなく、アプローチができずにやりとりが終わってしまった休眠状態の顧客に対し、作成した動画を案内します。案内した動画の視聴履履歴状況をSMPで確認し、反応の良いリードに対して再度フォローを行うことができます。

    この記事では活用例1をもとに、活用方法についてご紹介します。

    ______.PNG

    図1:活用事例イメージ

     

    4.活用の流れ

    前項で解説した活用例1の具体的な活用方法・実装手順について解説します。
    下記の図では、SMPを利用してウェビナーの申込受付から、顧客フォローまでをどのように行っていけばいいのかを表した運用イメージ図になります。

    _.PNG

    図2:運用イメージ図(全体)

     

    上記、運用イメージ図のように、リードに対し動画の視聴履歴機能を利用してウェビナーのアーカイブページを作成・案内し、再び視聴機会を作ることができます。

    そして、動画を視聴したリードの中からホットリードの条件に該当するリードを抽出しフォローすることで、アポイント・商談化する確率を高めていきます。
    今回は、ウェビナー終了後の活用イメージをもとに実装手順について解説します。

    __.PNG

    図3:ウェビナー終了後の活用イメージ


    5.実装手順

    実装手順は次の通りです。


    5.1.動画をアーカイブページに表示する

    このステップでは、作成した動画情報をSMPに登録後、アーカイブページに動画プレーヤーを表示するまでの手順をご紹介します。

    実装手順は次の通りです。

     

    5.1-1.動画情報をSMPに登録する

    作成した動画をリードに案内するために、動画をSMPへ登録します。
    動画をSMPに登録されていない場合は、以下マニュアルを参考に動画をSMPに登録してください。

     

    5.1-2.アーカイブページを作成する

    前項で登録した動画をアーカイブページに表示することにより、リードはやむを得ず、欠席したウェビナーやリピートしたいウェビナー動画を確認することができます。

    アーカイブページの作成方法は大きく分けて3つあります。
    今回は、設定作業が比較的簡単で、個別キャンペーンで管理が可能な受講票をアーカイブページとして活用する方法を解説します。

    種類(動画表示方法) メリット デメリット
    受講票に表示する ・URLクリックで視聴可能
    ・設定作業が容易
    ・個別キャンペーンで管理可能
    受講票のURLに有効期限を設定する場合、システム全体共通の期限となる(個別キャンペーン毎に設定不可)
    マイページに表示する 視聴可能なユーザを制限可能 マイページ機能の有効化が必要
    (オプション機能)
    外部サイト(自社サイト)に表示する 自社サイトに情報を集約できる サイト管理者でのサイト編集が必須

     

    5.1-3.system.zipより、受講票のファイルをダウンロードする

    今回、アーカイブページとして利用する受講票のファイルはデフォルトではsystem.zipに格納されています。
    system.zip内に格納されている受講票を編集してアップロードした場合、
    環境全体のキャンペーンに影響が出ます。

    作成するアーカイブページ(受講票のファイル)を個別キャンペーンの中だけに影響させるために、下記では、システムテンプレートsystem.zip内にある受講票のファイルをダウンロード後、seminar.zipへ移動する手順を解説します。

    留意点

    既に個別キャンペーン内のseminar.zipに受講票(mypage/ticket/plain.html)が入っている場合は下記操作は不要です。

    [手順]

    [全キャンペーン]≫サイドメニュー≫[WEB]≫[テンプレート変更]リンク
    1. 全キャンペーン管理(青い画面)より、サイドメニュー>WEB>[テンプレート変更]をクリックします。
    2. 登録日時(最新日時)がついた[ダウンロード]リンクをクリックし、ダウンロードします。
    3. system.zipを解凍します。
    4. 「mypage」フォルダのみを残し、Config.yaml及び他のフォルダを全て削除します。
    5. 「mypage」フォルダの中の「ticket」フォルダのみを残し、他のフォルダとhtmlファイルは削除します。
      ※最終的に、「mypage」>「ticket」フォルダに「plain.html」のみが残っている状態にします。
    6. 「mypage」のフォルダをデスクトップ等のわかりやすい場所に移動させます。

      douga.gif

      図4:system.zipより、受講票のファイルをダウンロードする


    5.1-4.受講票のデザインテンプレート編集を行う

    受講票にアーカイブ動画を表示させるため、ウェビナーの申込受付を行ったキャンペーンの受講票ページを利用し、個別キャンペーンで管理する方法をご紹介します。

    [手順]

    [全キャンペーン]≫[個別キャンペーン]≫サイドメニュー≫[キャンペーンテンプレート変更]リンク
    1. ウェビナーの申込受付を行った個別キャンペーンのサイドメニュー>[キャンペーンテンプレート変更]リンクをクリックします。
    2. キャンペーン内の[デフォルトダウンロード(seminar.zip)]リンクをクリックします。
    3. seminar.zipを解凍します。
    4. 前項の手順6.で移動した「mypage」フォルダを解凍したseminarフォルダ直下に移動させます。
      階層:seminar/
    5. 以下ファイルの編集を行い、動画タグを任意の箇所に記載します。
      対象ファイルパス:seminar/mypage/ticket/plain.html

      動画タグの確認方法は「動画プレーヤーを設置する>タグを使用して設置する」を確認ください。
    6. 修正が終わったseminar.zipを再度ZIPに圧縮します。
    7. 個別キャンペーン画面に戻り、サイドメニュー>[キャンペーン]をクリックします。
    8. サイドメニューの[キャンペーンテンプレート変更]をクリックします。
    9. [新規登録]ボタンをクリックして、seminar.zipを選択し、 [登録]ボタンをクリックします。
    10. 動画が受講票に表示されているか確認します。
      管理画面から受講票を確認する方法は「管理画面から受講票を確認」をご参照ください。

      douga2.gif

      図5:受講票ファイルに動画タグを埋め込む(テンプレートカスタマイズ)

     

    5.2.登録した動画をリードにメールで案内する

    このステップではウェビナーに参加しなかったリードを抽出し、メールで動画を案内する方法をご紹介します。

    実装手順は次の通りです。

    5.2-1.ウェビナー不参加者を抽出する

    ウェビナー不参加者を抽出する場合、「特定のキャンペーンに申込をしていない」人や「特定の項目(申込項目等の追加項目」が空白の人等を条件に複合検索を利用し抽出します。

    また、複合検索で抽出したリードは、メールを配信する際の送信対象者となるため、検索条件として保存します。

    複合検索と検索条件の保存方法については、下記マニュアルで詳しく説明しています。
    下記マニュアル、FAQをご確認いただき、ウェビナー参加者を抽出してください。

    対象の記事

     

    5.2-2.メールテンプレートを作成する

    以下の文面を参考にメールテンプレートを作成します。

    「活用例1:ウェビナー不参加者に対しての動画案内メール文面例」

    ===============================================================================
    タイトル:〇〇ウェビナーアーカイブ動画のご案内
    ===============================================================================
    [% VisitorData.company_name %]
    [% VisitorData.name1 %] 様

    平素はお世話になっております。
    株式会社◯◯ ウェビナー運営事務局でございます。

    過去開催したウェビナーのアーカイブ動画の視聴ページをご案内いたします。
    当日ご視聴いただけなかったかたもいらっしゃるかと思いますので、
    ぜひお手すきの際にでも、下記URLよりご視聴ください。

    ■アーカイブ
    [% Transaction.ticket_link %]
    ※アーカイブ視聴画面は7日間限定の公開となりますので、お早めにご視聴ください。

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    -------------------------------------------------------------------------------
    ■お問い合わせ
    株式会社◯◯ ウェビナー運営事務局
    E-mail:XXXX@shanon.co.jp
    -------------------------------------------------------------------------------
    ===============================================================================

    メールテンプレートの作成方法は下記マニュアルをご参照ください。

     

    注意

    受講票の公開期間は今回は7日間で設定します。
    受講票についての詳細は下記FAQをご確認ください。

     

    5.2-3.メールを一括配信する

    一括配信については、「2. 一括配信方法」をご確認いただき、ウェビナー不参加者に対し、メールを配信してください。

     

    5.3.視聴状況から反応の良かったリードへ資料を送付する

    前項でメールにて案内した動画の視聴状況から、反応の良かったリードに対し、資料送付する準備をします。

    資料送付後は、資料を確認(資料URLをクリック)したリードをリスト化し、営業部署に共有後、フォローを実施していきます。今回は、シナリオ機能を利用して、資料をメールで送付後、その資料を確認したリードをリストに追加するまでの一連処理を自動的に実行するための実装手順についてご紹介します。

     

    実装手順は次の通りです。

     

    5.3-1.視聴状況の反応の良かったリードを抽出する

    今回は、メールで案内したアーカイブ動画を、「今月」「10分以上」視聴した人を視聴状況の反応が良かったリードとして抽出します。

     

    アーカイブ動画を「今月」「10分以上」視聴したリードを検索する

    ____.PNG

    図6:複合検索 「アーカイブ動画を今月10分以上視聴したリード」

     

    リードの抽出条件は次の通りです。

    ブロック名 項目名 条件
    動画視聴履歴 動画ID 次の文字列を含む 1(登録済の動画ID)
      視聴開始日時 今月  
      視聴時間(分) >= 10

    リードの抽出後は、検索条件(全ユーザ使用可)を保存します。
    複合検索と検索条件の保存方法については、「5.2-1.ウェビナー不参加者の抽出方法」でご紹介していますのでご確認ください。

     

    5.3-2.視聴状況の反応の良かったリードを登録するリストを作成する

    前項で抽出した「視聴反応の良かったリード」に対し、資料をメールで送付後、資料を確認(資料URLをクリック)したリードをリストに入れるためのリストを作成します。

     

    このリストは、次項の「5.3-4.シナリオを登録する」の手順4.で設定するために必要なリストです。

    リストの作成方法は「(マニュアル)リストの作成・編集・削除」をご参考ください。

     

    5.3-3.資料案内用のメールテンプレートを作成する

    以下の文面を参考にメールテンプレートを作成します。

    「活用例1:視聴状況の反応の良かったリードに対しての資料案内メール文面例」

    ====================================================================
    タイトル:〇〇資料送付のご案内
    ====================================================================
    [% VisitorData.company_name %]
    [% VisitorData.name1 %] 様

    平素はお世話になっております。
    株式会社◯◯ ウェビナー運営事務局でございます。

    先日、〇〇ウェビナーアーカイブ動画でもご紹介いたしました
    ◯◯に関する資料をご案内いたします。
    ご興味ある方はぜひご覧下さい。

    ▼◯◯資料のURLはこちら
     https://XXXX.smktg.jp/public/file/document/download/100


    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    -------------------------------------------------------------------
    ■お問い合わせ
    株式会社◯◯ ウェビナー運営事務局
    E-mail:XXXX@shanon.co.jp
    -------------------------------------------------------------------
    ====================================================================

     

    5.3-4.シナリオを登録する

    動画の視聴状況で反応の良かったリードに対し、資料をメールで送付後、資料を確認(資料URLをクリック)したリードをリスト化するまでのシナリオを登録します。

    登録手順は次の通りです。

    [登録手順]

    [全キャンペーン]≫[シナリオ]≫[シナリオ一覧≫[新規登録]ボタン
    1. [全キャンペーン管理モード]>サイドメニュー>シナリオ>[シナリオ一覧]から画面右上の「新規登録」ボタンをクリックし、以下条件を指定し、[登録]ボタンをクリックします。
      --------------------------------------------
      シナリオ名  :任意の名前
      エラー通知先 :任意のメールアドレス
      繰り返し適用 :不可(今回は1回の資料送付を想定しているため不可とします。)
      タイプ    :バッチ
      スケジュール :毎日
      検索条件   :「7.1.視聴状況の反応の良かったリードを抽出する」で保存した検索条件
      --------------------------------------------

      ____1.PNG

      図7:シナリオ登録画面イメージ

    2. ホームマーク下の「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
      --------------------------------------------
      タイプ    :アクション
      種別     :メール送信
      待機期間   :任意 ※指定可能範囲は 0日~365日です。
      ※シナリオ機能での「待機期間」とは、設定したステップに到達してから、ステップに設定した内容を実行するまでの期間となります。
      テンプレート :任意
      DM許可    :任意
      送信済の宛先に送信:任意
      クリックカウント:する
      本文を履歴に保存:任意
      --------------------------------------------

      _____.PNG

      図8:シナリオ登録画面イメージ

    3. 上記アクション下の「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
      --------------------------------------------
      タイプ    :トリガー
      種別     :URLクリック
      評価期間   :任意 ※評価期間は1日以上で設定します。(※3)
      テンプレート :資料メールテンプレート
      対象URL   :資料ダウンロードのURL
      --------------------------------------------

      評価期間の注意事項(※3)

      ・評価期間を0日に設定すると、リード(申込者)の行動を検知する期間がなくなるため、
      リード(申込者)はこのステップへの到達直後に必ず No 側の経路に進むことになります。
      ・評価期間の完了まで待ってもリード(申込者)が検知対象の行動を起こさなかった場合、
      評価期間の指定方式を問わず、No 側の経路に進みます。
      ・評価期間を短縮した場合、再計算後の評価期間をすでに超過しているリード(申込者)は、
      その時点で評価期間を終了して次のステップに進みます。
      ・一部のトリガーでは、評価期間の指定方式に「固定」を選択できません。

      ____2.PNG

      図9:シナリオ登録画面イメージ

    4. 上記アクション下の「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
      --------------------------------------------
      タイプ    :アクション
      種別     :リスト追加
      待機期間   :任意 ※指定可能範囲は 0日~365日です。
      ※シナリオ機能での「待機期間」とは、設定したステップに到達してから、ステップに設定した内容を実行するまでの期間となります。
      リスト名   :「5.3-2.視聴状況の反応の良かったリードを登録するリストを作成する」で作成したリストを指定します。
      メモ     :任意
      --------------------------------------------

      ____9.PNG

      図10:シナリオ登録画面イメージ

    5. 画面右上の「未保存」ボタンをクリックして、保存します。
    6. シナリオ一覧に戻り、状態の「全停止」をクリック後、「全稼働」のラジオボタンを選択し、OKボタンをクリックします。

     

    6.フォローの実施(架電)

    このステップでは前項で登録したシナリオ機能で、自動的にリストに追加されたリードに対してフォローを行います。

     

    6.1.(インサイド)セールス部による架電の実施

    [手順]

    [全キャンペーン]≫[リスト]≫[リスト一覧]≫[リード数]リンク
    1. 前項で作成したリストの[リード数]をクリックします。
    2. リードに対して架電します。
    3. 架電結果は、「リードに活動履歴を登録しよう」を参考に実施します。

     

     

    6.2.架電対応後の活動履歴の登録

    1. 活動履歴にアポイント/商談化を入れたものを「対象のリードを検索しよう」を参考に抽出します。
    2. アポイント/商談化のリストを作成するため、「(マニュアル)リストの作成・編集・削除」を参考に登録します。
    3. 1で抽出したリードに一致する全リードを選択し、「(マニュアル)リード一覧画面でリードをリストへ追加」を参考にリストへ登録します。
    4. 営業担当にアポイントまたは商談化した情報を共有します。

     

    7.まとめ

    このガイドでは、ウェビナー不参加者に対し、受講票を利用したアーカイブ動画の案内方法及びアプローチ方法についてご紹介しました。動画機能、シナリオ機能に関する詳細につきましては、下記関連コンテンツをご確認下さい。

     

    8.関連チュートリアル動画

    9.関連FAQ

    10.関連マニュアル

    動画視聴履歴機能の活用方法(活用事例1)

  • この記事ではマーケティング活動促進を目的とした動画視聴履歴機能の概要と活用方法についてご紹介します。動画視聴履歴機能概要、機能ご利用前の事前準備、利用シーン等につきましては、「動画視聴履歴機能の活用方法(活用事例1)目次1~3」でご紹介しておりますのでご参照ください。

     

     

    1.活用の流れ

    動画視聴履歴機能の活用方法(活用事例1)の3-2.活用事例」で記載している活用例2の具体的な活用方法・実装手順について解説します。

    ___.PNG

    図1:活用事例イメージ

     

    下記の図では、SMPを利用して一度資料請求をしたものの、連絡がとれなくなってしまいそのまま休眠顧客となってしまったお客様を再びリードとして復活させるまでを表した運用イメージ図になります。

    ___.1.PNG

    図2:運用イメージ図(全体)

     

    上記、運用イメージ図のように、一度休眠顧客になってしまったお客様に対してアプローチを掛け、再び潜在顧客化することができます。過去に資料請求後、フォローコールで未応答になってしまったお客様の中には電話には出られなかったものの、興味のあるお客様がいる可能性があります。上記のようなお客様に対して会社紹介動画を作成し、再び興味を惹きつけることで、アポイント・商談化する確率を高めていきます。今回は、会社紹介動画作成からフォローまでの活用イメージをもとに実装手順について解説します。

    _______.2.PNG

    図3:ウェビナー終了後の活用イメージ


    2.実装手順

    実装手順は次の通りです。


    2.1.会社紹介動画をページに表示する

    このステップでは、作成した会社紹介動画情報をSMPに登録後、
    サイトページに動画プレーヤーを表示するまでの手順をご紹介します。

    実装手順は次の通りです。

    2.1-1.動画情報をSMPに登録する

    作成した動画をリードに案内するために、動画をSMPへ登録します。
    動画をSMPに登録されていない場合は、以下マニュアルを参考に動画をSMPに登録してください。

     

    2.1-2.会社紹介動画ページを作成する

    前項で登録した会社紹介動画を表示するページを作成します。ページの作成方法は大きく分けて3つあります。今回は自社のホームページサイトに会社紹介動画ページを設け特定のページに動画を表示する方法を解説します。

    種類(動画表示方法) メリット デメリット
    受講票に表示する ・URLクリックで視聴可能
    ・設定作業が容易
    ・個別キャンペーンで管理可能
    受講票のURLに有効期限を設定する場合、システム全体共通の期限となる(個別キャンペーン毎に設定不可)
    マイページに表示する 視聴可能なユーザを制限可能 マイページ機能の有効化が必要
    (オプション機能)
    外部サイト(自社サイト)に表示する 自社サイトに情報を集約できる サイト管理者でのサイト編集が必須

     

    2.1-3.自社サイトに会社紹介動画を表示する

    自社のホームページサイトに会社紹介動画を表示するには、動画プレーヤータグをサイトページに設置する必要があります。動画プレーヤータグの確認方法、設置方法(設置例)につきましては以下マニュアルをご参考ください。

    対象のマニュアル

    タグを使用して設置する

     

    2.2-1.休眠状態のリードを抽出する

    休眠状態のリードを抽出する場合、「資料請求しているが、活動履歴が未応答」の人等を条件に複合検索を利用し抽出します。

    _______.3.PNG

    図4:複合検索例

     

    • 上記の複合検索はキャンペーンカテゴリを使用している事が前提となります。
    • 上記の複合検索は資料請求をしたリードに担当者が連絡後、未応対だった旨の履歴を活動履歴に登録している事が前提となります。

    また、複合検索で抽出したリードはメールを配信する際の送信対象者となるため、検索条件として保存します。複合検索と検索条件の保存方法については、下記マニュアルで詳しく説明しています。下記マニュアル、FAQをご確認いただき、ウェビナー参加者を抽出してください。

     

    2.2-2メールテンプレートを作成する

    以下の文面を参考にメールテンプレートを作成します。

    「活用例2:ウェビナー不参加者に対しての動画案内メール文面例」

    ====================================================================
    タイトル:〇〇ウェビナー会社紹介動画のご案内
    ====================================================================
    [% VisitorData.company_name %]
    [% VisitorData.name1 %] 様

    平素はお世話になっております。
    株式会社◯◯ 運営事務局でございます。

    会社紹介動画の視聴ページをご案内いたします。
    ぜひお手すきの際にでも、下記URLよりご視聴ください。

    ■会社紹介動画
    https://www.shanon.co.jp/corporation/XXXXX

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    --------------------------------------------------------------------
    ■お問い合わせ
    株式会社◯◯ ウェビナー運営事務局
    E-mail:XXXX@shanon.co.jp
    --------------------------------------------------------------------
    ====================================================================

     

    メールテンプレートの作成方法は下記マニュアルをご参照ください。

     

    2.2-3.メールを一括配信する

    一括配信については、「[マニュアル]一括配信方法」をご確認いただき、休眠状態のリードに対し、メールを配信してください。

    重要

    メール配信設定を行う際は、休眠状態のリードと会社紹介動画の視聴履歴データを関連付けるためにEmailクリックカウントを「使用する」に設定します。

    クリックカウントが有効になっているURLを休眠状態のリードがクリックした時点で、リードデータと動画視聴履歴が関連付けられます。

    リードと動画視聴履歴のデータの関連付けはトラッキングの仕組みを利用しています。関連付けられるタイミングは「トラッキング同期」を参照ください。

     

    2.3.会社紹介動画を視聴したリードをリストに追加する

    前項でメールにて案内した動画を視聴したリードをリストに追加します。リストに追加した後は、営業部署に共有し、フォローを実施していきます。

     

    実装手順は次の通りです。

     

    2.3-1.会社紹介動画を視聴したリードを抽出する

    今回は、メールで案内した会社紹介動画を、1回以上視聴した人を抽出します。
    会社紹介動画を「1回以上」視聴したリードを検索する

    ___________.PNG

    図5:複合検索 「会社紹介動画を1回以上視聴したリード」

    リードの抽出条件は次の通りです。

    ブロック名 項目名 条件
    動画視聴履歴 動画ID 次の値と一致する 1(登録済の動画ID)

     

    リードの抽出後は、検索条件(全ユーザ使用可)を保存します。

    複合検索と検索条件の保存方法については、「2.2-1.休眠状態のリードを抽出する方法」でご紹介していますのでご確認ください。

     

    2.3-2.リストを作成する

    前項で抽出した「会社紹介動画を視聴したリードを抽出」をリストします。

    1. リストの作成は「(マニュアル)リストの作成・編集・削除」を参考に作成します。
    2. 2.3-1.会社紹介動画を視聴したリードを抽出する」で抽出したリードに一致する全リードを選択し、「(マニュアル)リード一覧画面でリードをリストへ追加」を参考にリストへ登録します。
    3. リスト作成後は、営業/インサイドセールスへ共有します。

     

    3.フォローの実施(架電)

    このステップでは前項で登録したリストに追加されたリードに対してフォローを行います。

     

    3.1.(インサイド)セールス部による架電の実施

    [手順]

    [全キャンペーン]≫[リスト]≫[リスト一覧]≫[リード数]リンク
    1. 前項で作成したリストの[リード数]をクリックします。
    2. リードに対して架電します。
    3. 架電結果は、「リードに活動履歴を登録しよう」を参考に実施します。

     

     

    3.2.架電対応後の活動履歴の登録

    1. 活動履歴にアポイント/商談化を入れたものを「対象のリードを検索しよう」を参考に抽出します。
    2. アポイント/商談化のリストを作成するため、「(マニュアル)リストの作成・編集・削除」を参考に登録します。
    3. 1で抽出したリードに一致する全リードを選択し、「(マニュアル)リード一覧画面でリードをリストへ追加」を参考にリストへ登録します。
    4. 営業担当にアポイントまたは商談化した情報を共有します。

     

    4.まとめ

    このガイドでは、過去、資料請求はあったものの、その後の応答がなく、アプローチができずにやりとりが終わってしまった休眠状態の顧客に対し、会社紹介動画を案内する方法とアプローチ方法についてご紹介しました。動画機能に関する詳細につきましては、下記関連コンテンツをご確認下さい。

     

    5.関連チュートリアル動画

    6.関連ご利用ガイド

    7.関連マニュアル

    動画視聴履歴機能の活用方法(活用事例2)