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  • シナリオを登録する

    • シナリオの作成本章では、シナリオの作成手順について説明します。シナリオの作成は、SMPを使わなくても、机上で実施できます。シナリオの設計シナリオの構造シナリオ適用の仕組みシナリオの設計シナリオ機能を利用するときは、最初から直接SMPの画面上でシナリオを登録するのではなく、あらかじめ机上でシナリオを設計し、作成したシナリオをSMPへ登録することを推奨します。シナリオを設計するプロセスを挟むことで、登録作業の前にシナリオの妥当性を評価したり、設定の不備や材料の不足などを事前にチェックすることができます。特に、ステップ数や分岐の多い複雑なシナリオを作るときや、複数のシナリオを連鎖させるときは、先にシナリオを設計しておくことを強く推奨します。シナリオを設計するためには、シナリオの構造と、作成したシナリオがリードに適用される仕組みについて、あらかじめ十分に理解しておく必要があります。次項をよくお読みになってから、シナリオを設計してください。シナリオの構造シナリオを作成するときは、SMPのシナリオの構造について理解しておく必要があります。シナリオは「始点」「終点」「適用開始条件」「ステップ」の4種類の要素から構成されます。始点と終点シナリオには必ず、1つの始点と1つの終点があります。リードに対するシナリオの適用は、常に始点から始まり、終点への到達によって完了します。注意始点および終点は、シナリオに追加したり、シナリオから削除することはできません。適用開始条件適用開始条件とは、シナリオを適用開始するリードの選定条件のことです。「そのシナリオを、いつ、どのようなリードに対して適用するか」を定義します。シナリオを稼働させると、シナリオ機能は適用開始条件を満たすリードを自動的に発見し、そのリードに対してシナリオの適用を開始します。また、シナリオを登録するには、適用開始条件の設定が必須です。1つのシナリオに対し、設定できる適用開始条件は1つだけです。適用開始条件には、リード検索を利用した定期処理型(バッチタイプ)の条件と、リードの行動発生をきっかけとした逐次処理型(トリガータイプ)の条件があり、利用目的に合わせて2つのタイプを使い分けることができます。詳しくは「シナリオの基本設定」および「適用開始条件」ページをご覧ください。ステップステップは、シナリオにおける処理や判断の単位です。1つのステップは、1つの処理または判断に相当します。ステップは、シナリオの始点と終点の間に配置します。1つのシナリオに複数のステップを登録できます。シナリオにおける処理や判断の実行順序は、ステップの順序で定義します。ステップは、シナリオの始点から終点に向けて順に実行されます。ステップはその目的によって、以下の3つのタイプに分類されます。アクション処理を実行するステップです。メールの送信やリード項目値の更新などを実施できます。トリガーリードの行動を観察し、行動の有無に基づき判断を行うステップです。メールの開封やWebページへのアクセスなどの行動を観察対象にできます。フィルタリードの属性情報を参照し、条件と比較して判断を行うステップです。リードの項目値を参照できます。また、ステップにはそれぞれの役割ごとに種別が与えられています。例えば、アクションのステップには「メール送信」「リスト追加」などのステップ種別があります。ステップを登録するときは、希望する処理内容に合わせてステップのタイプと種別を選択し、種別に応じた様々な条件を設定します。ステップのうち、トリガーとフィルタでは、ステップでの判断結果によって、次の経路がYesとNoに分岐します。これを利用すると、複雑な条件分岐を持つシナリオを定義することができます。詳しくは「ステップの登録」および「ステップ詳細」をご覧ください。シナリオ作成時の注意シナリオを作成する際は、事前に制限事項や注意事項をよくお読みになり、十分気をつけて作成してください。詳しくは、「制限事項」をご覧ください。シナリオ適用の仕組みシナリオを作成するときは、リードに対してシナリオが適用される仕組みについても理解しておく必要があります。本項では、リードに対するシナリオ適用開始から適用完了までの流れについて説明します。シナリオの適用シナリオの適用とは、リードに対し、シナリオで定義された処理や判断を順番通りに実行することを指します。1人のリードに対して、同時に稼働している異なる複数のシナリオを同時並行で適用することができます。シナリオの適用は、常にリード1名単位で行います。複数のリードに対してシナリオを一度に適用開始した場合でも、シナリオの適用はすべて1名単位となります。SMPのシナリオ機能では、1人のリードに対して1つのシナリオを適用できる回数を「1回限り」と「無制限」の2つから選択することができます。通常のシナリオを作成するときは、「繰り返し適用不可」に設定します。このシナリオは、1人のリードに対して1回限り適用可能となります。オートメーション用途のように、同じリードに対して同じ処理を何度も適用するような場合は、「繰り返し適用可」に設定します。このシナリオは、同じリードに何度でも適用可能となります。シナリオの適用開始リードが、稼働中のシナリオの適用開始条件を満たすと、そのリードに対してシナリオの適用が開始されます。シナリオの適用開始は、設定した適用開始条件に基づき、自動的に行われます。原則として、手動で適用開始することはできません。但し、リードが適用開始条件を満たした場合でも、以下のいずれかに該当する場合は、シナリオは適用開始されません。同じリードに対して、同じシナリオが現在適用中の場合同一のシナリオを、同一のリードに対して同時に複数適用することはできません。リードがシナリオの終点に到達し、シナリオの適用が完了している場合は、シナリオの設定によっては繰り返し適用できることがあります。同じリードに対して同じシナリオが適用済みで、かつそのシナリオが「繰り返し適用不可」設定の場合繰り返し適用不可のシナリオは、1人のリードに対して1回限りの適用となります。2回目以降は適用開始されません。ステップの実行リードに対してシナリオの適用を開始すると、リードはシナリオ上を始点から終点に向けて移動していきます。シナリオは始点から終点に向けた一方通行であり、戻ることはありません。リードがステップに到達すると、まず各ステップに設定された待機日数に従って待機を行います。待機期間が終了すると、そのステップの処理を実行します。処理が完了すると、次のステップに移動します。トリガーとフィルタでは、処理結果に基づいてYes/Noの経路を選択し、次のステップに移動します。シナリオを適用したリードは、この「待機→処理→移動」を繰り返し、最終的にシナリオの終点に到達します。シナリオの適用完了リードがシナリオの終点に到達すると、シナリオの適用が完了します。リードに対するシナリオの適用中止を行わない限り、シナリオを適用したリードは必ず終点に到達します。シナリオの適用中止シナリオを適用中のリードに対し、強制的にシナリオの適用を中止することができます。シナリオの適用を中止するには、「別シナリオ適用中止」アクションを使用します。中止したシナリオ適用を再開することはできません。中止されたシナリオ適用は、シナリオの集計値の「適用完了」には含まれません。また、以下のいずれかの事象を検知した場合も、シナリオの適用を中止します。シナリオを適用中のリードが削除されたときシナリオを適用中のリードが、マージの対象(被マージ側)となったときシナリオ適用中の稼働停止と再稼働シナリオを適用中に、シナリオの稼働を停止した場合、シナリオ内のステップの実行がすべて停止します。このとき、シナリオを適用中だったリードは、シナリオが稼働を停止した時点のステップに残ります。稼働を停止したシナリオを再稼働させると、稼働停止時点のステップからシナリオの適用が再開されます。

      https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter002/

      シナリオ- シナリオの作成

    • シナリオのステップの追加で、タイプ「トリガー」を選択した場合、以下種別にて、URLの指定を行います。

      全キャンペーン(セミナー)管理モード>シナリオ>新規ステップ>タイプ

      タイプ:【1】URLクリック【2】Webアクセス

       

       

      【1】トリガーの種別に、「URLクリック」を選択し、対象URL「ターゲットURLを指定」を選択した場合のターゲットURLの指定について

      • URLが完全一致した場合のみ検知します。
      • 完全一致で検知するため、ターゲットURLにパラメータが含まれる場合は、パラメータを含めたURLを指定します。
      • PDFファイルの場合でも、 クリックカウントを設定している場合は検知します。
      • ひとつのステップで、テンプレート内の一部のURLを複数指定することはできません。

       

      【2】トリガーの種別に、「Webアクセス」を選択した場合のターゲットURLの指定について

      • URLが前方一致した場合のみ検知します。
      • ターゲットURLの指定内容に「%、_(アンダーバー)」が含まれる場合は、検知が行われません。
      • ひとつのステップで、URLを複数指定することはできません。

       

      関連マニュアル

      詳細については、以下マニュアルをご参照ください。

      URLクリックトリガー の設定方法が知りたい

    • シナリオ機能にて実現できます。以下のシナリオで設定ができます。

      シナリオの登録

      特定のキャンペーン(セミナー)に申し込みをされた際にメールを送信する場合は、[タイプ:トリガー]の利用になります。


      例:社内で規定していた特定のステータスを持つリード(申込者)から
      お問い合わせフォーム」というキャンペーン(セミナー)に申し込みがあった際に、
      指定した基本項目値の変更を行うシナリオの登録

      1. 全キャンペーン(セミナー)管理(青い画面)より、[シナリオ]タブに移動します。
      2. 「新規登録」ボタンをクリックします。
      3. 新規シナリオの項目を以下のように設定します。
        --------------------------------------------
        シナリオ名         :任意の名前
        エラー通知先        :任意のメールアドレス
        繰り返し適用        :任意(1度、当シナリオが適用された方をは除外したい場合、不可を選択します。)
        タイプ           :トリガー
        種別            :申込
        キャンペーン(セミナー)名 :お問い合わせフォーム(任意のキャンペーン(セミナー)名)
        --------------------------------------------
        1.jpg
        1つの条件に対して、メールを出し分けるには、「タイプ:フィルタ」という機能を使い、 
        シナリオ処理を分岐させます。

      4. ホームマーク下の[+]マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
        --------------------------------------------
        タイプ  :フィルタ
        種別   :リード(申込者)項目値
        待機期間 :0日間  ※指定可能範囲は 0日~365日です。
        項目名  :任意
        条件   :任意
        値    :任意
        --------------------------------------------
        2.jpg
      5. 実線上の「+」マークをクリックし、以下の設定を行い、[登録]ボタンをクリックします。
        --------------------------------------------
        タイプ    :アクション
        種別     :リード項目値更新
        待機期間   :0日間  ※指定可能範囲は 0日~365日です。
        項目名    :任意
        変更後の値  :任意
        --------------------------------------------3.jpg
      6. 右上の[未保存]ボタンをクリックして、保存します。

       

      ご留意ください

      シナリオ機能はすべてのシャノンシステムドメインで処理能力を共有しています。
      このため、大量のリード(申込者)に対するシナリオ適用開始処理が同じ時間帯に行われると、
      一時的に混雑し、処理が遅延する可能性があります。
      そのため、メールの送信時刻の確約は出来かねますので、ご留意ください。

      また、処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。
      シナリオ機能はベストエフォート型のサービス提供といたしまして、
      ご利用いただく前の注意事項として、以下のように記載しております。
      「処理の遅延が許されない用途へのご利用はお控えください。」 

       

       

      関連マニュアル

       

       

      関連FAQ

       

      キャンペーンに申込したリードにフラグを自動付与したい

    • 原因の1つとしてクリックカウントが正常に設置できていない可能性があります。
      以下が当てはまる場合は該当する可能性があります。

      • 「Yes」に分岐しない理由①:クリックカウントが取れていない
        クリックカウントを設置後、メールテンプレートの本文を編集した場合、クリックカウントが正常に設置されない場合があります。
      • 「Yes」に分岐しない理由②:送信したメールテンプレートのURLがアンカーリンクになっていない
        HTML形式(マルチパート形式含む)でメールテンプレートを作成した際に、URLに<a>タグでアンカーリンクを設置していない場合、URLと判断されずクリックカウントが設置されません。

      上記の理由で、評価期間中にクリックしたとしてもクリックカウントが動作しなかった場合、シナリオでも「Yes」に分岐しません。

       

      関連FAQ

      詳しくは以下をご確認ください。


      関連マニュアル

      シナリオの「URLクリックトリガー」のマニュアルに関しては以下をご確認ください。

      シナリオの「URLクリックトリガー」でURLを設定後メール配信しクリックしてみましたが、「Yes」に分岐しません。

    • シナリオ機能のステップ設定(タイプ:アクション・種別:メール送信)において、 メールテンプレート選択時のプルダウンをクリックしても、「No results found」と表示され、 メールテンプレートが何も選択できない、もしくは割り当てたいメールテンプレートが表示されない場合があります。

       

       

      1.メールテンプレートが表示されない該当箇所

      画面:全キャンペーン(セミナー)管理>[シナリオ]タブ
      新規シナリオを作成後、+ボタンより、新規ステップを追加する画面
      タイプ:アクション・種別:メール送信

      1.png

      図1:メールテンプレートが表示されない該当箇所

       

       

      2.対策

      作成したメールテンプレートをシナリオ機能で利用するには、メールテンプレート編集で[用途]を[シナリオ用]として保存する必要があり、それにより表示され選択できるようになります。
      以下の手順にて設定を行って下さい。

      【手順】 全キャンペーン(セミナー)管理>[メール]タブ>サイドメニュー[テンプレート一覧]メニューのメールテンプレート画面にて、 該当するテンプレートを編集し、[用途]にて[シナリオ用]を選択し、登録してください。

      注意点

      ※全キャンペーン(セミナー)管理の[メール]タブにて作成したテンプレートのみ利用可能です。
      個別キャンペーン(セミナー)管理で作成したテンプレートはシナリオでは利用できません。 

      2.jpg

      図2:メールテンプレート編集画面(用途)



      3.関連マニュアル

      シナリオ機能「メール送信アクション」で、メールテンプレートが選択できない

  • シナリオを適用開始・中止する

    • シナリオの適用状況の確認シナリオの稼働開始後に、そのシナリオが適用されているリードの数や、分岐を伴うシナリオでの経路別通過数などを確認することができます。これらの集計値は、シナリオの稼働状態のモニタリングのほか、効果測定やその後の改善に役立ちます。シナリオ一覧画面からの確認シナリオエディタからの確認シナリオ一覧画面からの確認シナリオ単位の集計値を確認するシナリオ一覧画面では、以下の4つの集計値を確認することができます。適用開始これまでに、このシナリオを適用開始した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードに2回適用した場合は「2」としてカウントされます。但し、繰り返し適用不可のシナリオでは、1人のリードに1回しか適用できないため、ユニークなリード数とほぼ等しくなります。適用中現在、このシナリオを適用中のリード数です。シナリオの始点から終点までの区間上に存在しているリードを、すべて集計したものです。適用を中止したリードは含みません。適用完了これまでに、シナリオの終点に到達した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードが2回終点に到達した場合は「2」としてカウントされます。適用を中止したリードは含みません。適用中止(デフォルトでは非表示)これまでに、このシナリオを途中で適用中止した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードに2回適用中止した場合は「2」としてカウントされます。補足・適用完了後に対象リードが削除された場合や、マージ対象となった場合、集計値は変わりません。・シナリオ適用中のリードが削除されたり、マージ対象となった場合は、シナリオの適用が中止されます。このため、「適用中」の集計値が減少し、「適用中止」の集計値が増加します。・実際のシナリオ適用状況が集計値に反映されるまでには、時間差が生じます。・上記の4項目の関係は、以下の式で表現されます。 適用開始=適用中+適用完了+適用中止対象リード一覧を確認するシナリオ一覧画面では、上記の各集計値がリンクになっています。このリンクをクリックすると、Webブラウザの新しいタブでリード一覧画面が開き、対象となるリードが一覧表示されます。これを利用すると、どのリードにシナリオが適用されたのか、簡単に把握することができます。注意各集計値と、リード一覧画面のの件数は、一致しないことがあります。これは、シナリオ側の集計値が「回数」を基準にしているのに対し、リード一覧画面は「リード数」を基準としているためです。また、対象リードが削除された場合や、マージ対象となった場合も、件数が一致しなくなります。シナリオエディタからの確認ステップ別の集計値を確認するシナリオエディタでは、ステップ別の集計値を確認することができます。グラフエリアで確認したいステップを選択すると、フォームエリアの上部に集計値が表示されます。確認できるのは、以下の2つの集計値です。待機現在、このステップで待機中のリード数です。トリガーステップでは、評価中のリード数となります。このステップでシナリオの適用を中止したリードは含みません。通過これまでに、リードがこのステップを通過した回数です。ユニークなリード数ではないため、1人のリードが2回通過した場合は「2」としてカウントされます。トリガーとフィルタでは、分岐先ごとに通過(Yes)と通過(No)の集計値が表示されます。トリガーで評価期間の指定方式を「固定」に設定した場合、通過数には「評価対象となるリード行動を検知し、評価期間の終了を待っているリード」の数を含みます。対象リード一覧を確認するシナリオエディタでも、上記の各集計値がリンクになっています。このリンクをクリックすると、Webブラウザの新しいタブでリード一覧画面が開き、対象となるリードが一覧表示されます。ステップ別の集計値をグラフエリアに重ねて表示するシナリオエディタでは、ステップ別の集計値をグラフエリアに重ねて表示することもできます。以下の3つの表示モードがあり、グラフエリア右上のボタンで切り替えることができます。待機各ステップの待機数をグラフエリアに表示します。アイコン内の数字は、そのステップで待機中のリード数です。シナリオ稼働状態のモニタリングに適しています。通過各ステップの通過数と、Yes/Noの分岐比率をグラフエリアに表示します。シナリオ一覧画面で「詳細」リンクを押したときは、このモードが選択された状態になります。シナリオ適用結果の観察に適しています。非表示各ステップの集計値をグラフエリアに表示しないモードです。シナリオ一覧画面で「新規登録」ボタン、および「編集」リンクを押したときは、このモードが選択された状態になります。注意・分岐比率は、小数点以下の処理の都合上、Yes側とNo側を合算しても100%ちょうどにならない場合があります。・追加した直後で未保存のステップは、集計値が表示されず、空欄となります。・トリガーで評価期間の指定方式を「固定」に設定した場合、「評価対象となるリード行動を検知し、評価期間の終了を待っている」状態のリードが生じます。この状態のリードは、各ステップの通過数に含まれますが、次のステップにはまだ進んでいません。検索結果

      https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter005/

      シナリオ- シナリオの適用状況の確認

  • シナリオを管理する

    • シナリオの運用管理本章では、シナリオ一覧画面での操作を中心に、登録されたシナリオの運用管理手順について説明します。シナリオ一覧画面シナリオの稼働シナリオの編集シナリオ一覧画面SMPにログイン後「シナリオ」メニューをクリックすると、シナリオ一覧画面が表示されます。この画面には、現在登録されたシナリオが一覧表示されます。シナリオの新規登録や編集のほか、シナリオの稼働状態の変更や、シナリオの削除も、この画面から行います。項目の詳細は、次のとおりです。名称デフォルト説明シナリオIDシナリオを識別するためのID番号です。シナリオ名○シナリオの名称です。シナリオの登録時に設定します。状態○シナリオの稼働状態を示します。リンクをクリックすると、シナリオの稼働状態を変更できます。適用開始○これまでにシナリオを適用開始した回数です。ユニークなリード数ではありません。リンクをクリックすると、対象のリードを一覧表示します。適用中○現在シナリオを適用中のリード数です。リンクをクリックすると、対象のリードを一覧表示します。適用完了○これまでにシナリオを適用完了した回数です。ユニークなリード数ではありません。リンクをクリックすると、対象のリードを一覧表示します。コピー○リンクをクリックすると、このシナリオの内容をコピーし、新しいシナリオエディタを開きます。あるシナリオを元にして、新しいシナリオを作るときに使用します。編集○リンクをクリックすると、シナリオエディタが開きます。詳細○リンクをクリックすると、シナリオエディタが開きます。削除○リンクをクリックすると、シナリオを削除できます。適用中止これまでにシナリオの適用を中止した回数です。ユニークなリード数ではありません。リンクをクリックすると、対象のリードを一覧表示します。適用開始タイプシナリオの適用開始条件のタイプです。シナリオの登録時に設定します。エラー通知先シナリオの処理でエラーが発生したときに送信される通知メールの宛先です。シナリオの登録時に設定します。作成者このシナリオを作成した管理者のユーザIDです。登録日時シナリオが最初に保存された日時です。更新日時シナリオが最後に更新された日時です。上表の「デフォルト」欄に○がついている項目は、初期状態で画面上に表示されています。○のついていない項目をシナリオ一覧画面に表示したいときは、「表示項目設定」ボタンを押し、希望する表示項目を追加してください。シナリオ一覧画面の表示項目を一部非表示にしたいときも、同様の操作を行ってください。シナリオの稼働新しく登録したシナリオは、まだ稼働していません。登録したシナリオを稼働させるには、シナリオの状態を変更する必要があります。シナリオの状態シナリオの状態は、シナリオ一覧画面に表示されます。シナリオには、以下の4つの状態があります。状態名説明全停止シナリオの全体が停止している状態です。シナリオを新規登録した直後は、この状態になります。全稼働シナリオの全体が稼働している状態です。シナリオを稼働させるときは、通常はこの状態に設定します。受付停止・進行中シナリオの適用開始部分のみ停止し、それ以外は稼働中の状態です。まだ適用中のリードが残っているシナリオを停止するとき、シナリオをこの状態に変更すると、シナリオ適用中のリードを終点まで進行させることができます。受付中・進行停止シナリオの適用開始部分のみ稼働中で、それ以外は停止した状態です。トリガータイプの適用開始条件を利用するシナリオで、リード行動の検知を止めずにシナリオ全体を一時停止する必要がある際に使用します。シナリオ状態の変更停止中のシナリオを稼働させたり、すでに稼働中のシナリオを停止させるときは、シナリオ状態を変更します。シナリオの状態を変更するときは、以下の手順で操作してください。シナリオ一覧画面で、状態を変更したいシナリオの状態(リンク)をクリックする変更後の状態をラジオボタンで選択し、「OK」ボタンを押す変更が完了すると、シナリオ一覧画面に表示されるシナリオの状態が変わります。通常は、シナリオ状態を変更する操作のパターンは、以下のいずれかとなります。停止中のシナリオを稼働させたい場合シナリオの状態を「全停止」から「全稼働」に変更してください。稼働中のシナリオを停止したい場合シナリオの状態を「全稼働」から「全停止」に変更してください。但し、シナリオ適用中のリードが残ったままのシナリオを「全停止」すると、シナリオを適用中のリードは進行を停止し、シナリオに残ったままになります。稼働中のシナリオをより安全に停止したい場合シナリオ適用中のリードをシナリオ内に残さず、より安全に停止したい場合は、以下の手順で操作してください。シナリオの状態を「全稼働」から「受付停止・進行中」に変更するシナリオ一覧画面を定期的に確認し、シナリオの「適用中」の集計値が0になるまで待つシナリオの「適用中」の集計値が0になったら、シナリオの状態を「受付停止・進行中」から「全停止」に変更する注意・シナリオの稼働を停止すると、そのシナリオに関するすべての処理が停止します。このため、シナリオを停止した時点でそのシナリオが適用中のリードは、シナリオ内の途中のステップでシナリオの適用を停止します。・停止したシナリオを再稼働すると、そのシナリオに関するすべての処理を再開します。このため、停止時点でシナリオを適用中だったリードについても、停止していたステップからシナリオの適用を再開します。・シナリオの稼働停止中は、リードの行動を検知することができません。シナリオを再稼働させても、シナリオの停止中に発生したリードの行動は評価対象になりません。このため、シナリオ状態が「全停止」の場合は、トリガータイプの適用開始条件を利用した適用開始処理と、トリガーステップの処理の両方で、停止中に発生したリードの行動を評価できなくなります。なお、シナリオ状態が「受付停止・進行中」のときに発生したリード行動は、トリガーステップでのみ評価対象になります。同様に「受付中・進行停止」の場合は、トリガータイプの適用開始条件でのみ評価対象となります。・同時に稼働できるシナリオ数は、1ドメインあたり100シナリオが上限です。状態が「全停止」以外のシナリオを、稼働中のシナリオとしてカウントします。上限に達した場合は、現在稼働中の他のシナリオを先に停止してください。・「別シナリオ適用開始アクション」経由でシナリオを適用開始する場合に限り、対象となるシナリオが「全停止」および「受付停止・進行中」の状態であっても、シナリオが適用開始されます。シナリオの編集登録したシナリオは、シナリオの状態に関わらず、編集することができます。ステップの追加シナリオにステップを追加するときは、以下の手順で操作してください。シナリオエディタを起動してシナリオを開き、ステップを追加したい場所の(+)ボタンをクリックするステップのタイプと種別を選択し、詳細設定の各項目を設定し、「登録」ボタンを押す最後に「保存」ボタンを押し、シナリオに反映する注意・追加したステップは、すでにステップの追加箇所を通過したリードに対しては適用されません。・最後に「保存」ボタンを押さないと、シナリオに反映されません。ステップ設定の変更ステップの設定を変更するときは、以下の手順で操作してください。シナリオエディタを起動してシナリオを開き、設定を変更したいステップを選択するフォームエリア右上の「鉛筆」ボタンを押し、編集可能な状態にする設定を変更したい項目を変更し、「登録」ボタンを押す最後に「保存」ボタンを押し、シナリオに反映する注意・ステップを追加して保存した後は、そのステップのタイプと種別を変更することはできません。・最後に「保存」ボタンを押さないと、シナリオに反映されません。・ステップの位置や順序を入れ替えたり、経路を任意に変更することはできません。シナリオ基本設定の変更ステップの設定と同様に、以下の手順で、シナリオの基本設定を変更することができます。シナリオエディタを起動してシナリオを開き、シナリオの始点を選択するフォームエリア右上の「鉛筆」ボタンを押し、編集可能な状態にする設定を変更したい項目を変更し、「登録」ボタンを押す最後に「保存」ボタンを押し、シナリオに反映する注意・シナリオを保存した後は、適用開始条件のタイプと種別を変更することはできません。・最後に「保存」ボタンを押さないと、シナリオに反映されません。保留されたステップの再開アクションステップの実行時にシナリオが何らかのエラーを検知し、リードの状態や属性を問わずステップの実行が継続不能と判断された場合は、シナリオ情報の登録時に設定したエラー通知先のメールアドレスに対して通知メールが送信されるとともに、そのステップは保留状態になります。ステップが保留状態になると、ステップの処理は一時的に停止され、ステップに到達したリードは待機中の状態になります。シナリオエディタ上では、保留状態のステップにエラーマークが表示されます。ステップが保留状態になったときは、これを手がかりにエラー発生箇所を特定し、ステップを再開させます。保留状態のステップを再開させるには、以下の手順で操作してください。シナリオエディタを起動してシナリオを開き、保留状態のステップを選択するフォームエリア右上の「鉛筆」ボタンを押し、編集可能な状態にするエラーの発生原因となっている箇所を変更し、「登録」ボタンを押す最後に「保存」ボタンを押し、シナリオに反映する上記の手順を完了すると、ステップの保留状態が解除され、ステップの処理が再開されます。なお、ステップの再開後に再びエラーを検知すると、そのステップは再び保留状態となります。ステップの削除ステップを削除するには、以下の手順で操作してください。シナリオエディタを起動してシナリオを開き、削除したいステップを選択するフォームエリア右上の「ゴミ箱」ボタンを押す削除を確認するメッセージが表示されるので、「OK]ボタンを押す最後に「保存」ボタンを押し、シナリオに反映する注意・ステップを削除すると、元に戻すことはできません。・削除したステップで待機中のリードは、シナリオを保存した時点で、自動的に次のステップに進みます。シナリオの適用は中止されません。・ステップを削除すると、そのステップの集計値は参照できなくなります。・トリガーとフィルタは、そのステップから分岐するYes/Noの両経路が再び合流する点までの区間上に他のステップが存在すると、削除できません。トリガーとフィルタのステップを削除するときは、あらかじめ上記区間上にあるステップを先に削除していただく必要があります。シナリオのコピーシナリオをコピーすると、すでに登録されているシナリオを元にして、新しいシナリオを簡単に作ることができます。以下の手順で操作してください。シナリオ一覧画面で、コピー元にするシナリオの「コピー」リンクをクリックするコピー元のシナリオと同じ内容が登録された状態で、新しいシナリオエディタが開くシナリオ名などの基本設定、シナリオの適用開始条件、各ステップなどの設定を適宜変更する「保存」ボタンを押し、コピーしたシナリオを保存する注意・「コピー」リンクをクリックした時点では、コピー先の新しいシナリオは保存されていません。コピーを保存するときは、必ずシナリオエディタで「保存」ボタンを押してください。・シナリオをコピーしてから、コピー先のシナリオを最初に保存するまでの間に限り、適用開始条件のタイプと種別、および各ステップの種別を変更することができます。コピー元のシナリオから、適用開始条件や特定のステップだけを変更したシナリオを作りたいときは、最初に「保存」ボタンを押す前にタイプと種別を変更してください。一度シナリオを保存すると、適用開始条件のタイプと種別、および各ステップの種別は変更できなくなります。 (例)バッチタイプの適用開始条件(リード検索)←→トリガータイプの適用開始条件(キャンペーン申込) (例)メール送信アクション←→リスト追加アクション・コピーの対象は、シナリオの設定のみです。シナリオの適用履歴情報(ステップの集計値、適用済リードなど)はコピーされません。・コピー先のシナリオ名のデフォルト値は、「コピー~(コピー元のシナリオ名)」となります。・コピー先のシナリオの作成者は、コピーの操作を行ったユーザーとなります。シナリオの削除シナリオそのものを削除するときは、シナリオ一覧画面で、削除したいシナリオの「削除」リンクをクリックしてください。削除を確認するメッセージが表示されますので、「OK」をクリックするとシナリオが削除されます。注意・シナリオを削除すると、元に戻すことはできません。・シナリオが稼働中であっても削除できます。

      https://smpdoc.shanon.co.jp/ja/automation/scenario/chapter004/

      シナリオ- シナリオの運用管理

    • シナリオ機能のスケジュールの時間設定は、目安の時間になります。

      設定した時間通りに検索が実行されることを保証するものとは異なるため、
      混雑時などは、検索の実行が設定された時間より遅れる場合があります。

      関連マニュアル

      制限事項は以下マニュアルをご確認ください。

       

       

      関連FAQ

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